2018年3月3日土曜日

EDレンズ考

現在保有している屈折式鏡筒やカメラレンズでEDやFLの物は1点しかない。それもペンタックスのキットレンズで55-300のズームレンズである。それ以外はすべてアクロマートで、さすがに単レンズはない。要は高価なものは何も持っていないという事である。EDレンズがどんな程度かわからないので、この唯一のEDレンズでテスト撮影してみた。EDという名称だけあって色収差は補正されている。だけどそれは色収差のみで、他の収差は依然として出ている。開放で撮影するとコマ収差があり星が尾を引いて写る。2絞りくらい絞ればこれは解消されるが、何か面白みのない像だ。ズームレンズのせいもあるかもしれない。カメラレンズなので望遠鏡よりもシャープさはないけれど、同じカメラレンズでも古いレンズの方は色収差があってもシャープで画像としては面白みがあると私は思える。なので依然EDやFLの購入はしていない。高価であるという理由も、もちろんあるのだが。色収差が嫌ならばニュートン反射という選択肢を私は選ぶ。これならば原理的に色収差はゼロのはずだ。

画像2枚目はEDレンズ絞り開放
画像3枚目はEDレンズ絞り8
画像4枚目はオールドレンズ SMC300で絞り6-7





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