2010年11月11日木曜日

新兵器登場

3・4年程前から必要性は感じていたのだが、予算の都合で先延ばしにしてきた機械がある。以前ホームセンターに展示されていたのを見て必要性をより実感した。ガーデンシュレッダーがその機械である。仕事場では紙のシュレッダーはよく使用しているが、これを樹の枝や葉などを細かく裁断する機械と考えればよい。この機械は動作原理の違いで回転式とギヤ式の2種類に大別できる。どちらの方式がよいのかいろいろ調べていたが、動作音が静かなのと作業性のよさからギヤ式に決めた。新品は高いので中古を探してオークションを物色したが、流通量が少ないためか比較的高価であり送料も3000円ほどかかってしまう。悩んだ末にほぼ新品のを購入できた。休日に動作テストをしてみたが、音はギヤの回転する音でそう大きくはない。剪定した枝を投入してみたが30mmくらいの枝をグイグイ引きこんで切断してしまう。100Vの家庭電源だがパワーは結構ある。庭の樹も5年以上経過してどんどん大きくなってくる。邪魔な枝をビシバシ切ってこの機械で整理しよう。
このごろ寒くなってきたので、ビニールハウスを作成して越冬準備も完了したのだ。

2010年10月31日日曜日

10月の出来事

うかうかしていたら10月はあっという間に過ぎてしまった。今日は10月最後の日だ。今月何があったかをまとめて記録する。まずは収穫の報告だが、グァバとフェイジョアは収穫できた。春頃の天候不順もあってグァバは果実数が少ない。フェイジョアはよくなったが摘果しなかったので個々の果実は小さい。次にオリーブが赤くなり収穫した。苗を植えてから初めての結実だ。最後にチェリモヤは1個なったのだが果実肥大が十分でない状態で裂果してしまった。計量すると40gほどであった。これも初めての結実なのでこんなものなのか。次にきのこだが天候のせいで収穫期が2週間ほど遅れたが、それなりに収穫ができた。*松茸もおいしくいただいた。(画像はサクラシメジ)



2010年9月20日月曜日

スターフルーツ開花

スターフルーツが開花してきている。スターフルーツは4本保有しているが、このうちの1号は8月末ごろから開花しだして現在は小さな実がついているのもある。3号は開花しだしたところで、2号は蕾が出だした状態だ。タイミング的には今月中に開花して実をつけないと冬場に入ると寒くなり果実が大きくならずに春を迎えてしまう。昨年がそのパターンだった。もう少し早く開花させたいがなんとかならないものか。オリーブは今年初めて結実したが、どのように利用したらよいのだろう。確か渋みがあって生食はできないと思う。ピンクバナナは3本開花したが実は多くつかない。鑑賞用なのだがあまりきれいとはいえない。

2010年8月12日木曜日

バンレイシ達

バンレイシ属の植物達は受粉してから2ヶ月近くになろうとしている。その後の進展はどうなっているのか確認してみた。6月下旬に購入したアテモヤ(品種はジェフナーのようだ)と相互に受粉したチェリモヤとその少し後に開花受粉したシャカパインが結実している。ジェフナーとチェリモヤは肥大化が始まっていて、現在2cmほどの大きさになった。最近急激に大きくなってきている。果実の表面の形状もはっきりと特徴が出てきた。シャカパインはこれらより少し遅れての開花なので、これから本格的な果実肥大に進むようだ。昨年の実績では肥大を迎える頃に冬になってしまい、小さいまま越冬して2月ごろ落果してしまった。今年はこれを上回ることは確実となった。どこまで大きくなるか楽しみである。

2010年7月13日火曜日

アボカド兄弟たち



アボカドの5兄弟たちは順調に成長している。根の成長が活発で何本かはすでに鉢から出てしまっている。そこで、もっと大きな鉢に植え替えることにした。温暖なうちにどんどん成長してもらわないと冬への抵抗力がつかない。まだひょろひょろだが太く大きく育ってほしいものだ。
香りグァバの花が咲いている。先週海外へ出張中に1つ咲いていたようで、これは2番目の花になる。花自体はイエローグァバとよく似ているが、こちらのほうが花自体が大きく見栄えがする。グァバは結実は良好なので心配はないが、何個成らせるか現在思案中である。
パインアップルが4,5年かかって開花・結実したがこのミニドラゴンフルーツもそのくらいかかっているのではと思う。4年くらい前に翌年開花見込みという説明がしてあったが、結局今まで1度も花が咲いていない。そもそも私はサボテン系統は苦手で今までうまく育ったためしがない。昨年から放任栽培に転換して水遣りなどはほとんどしていない。それが功を奏したのか初めて蕾らしいのがついた。今後が楽しみだ。

2010年7月11日日曜日

チェリモヤ結実

今日は前回報告したチェリモヤの結実状態を報告しようと思う。受粉して3週間ほど経過しているが現在は画像のような状態になっている。イボイボが明瞭になってきた。現段階では最終的にどのタイプになるかわからないが、着実に果実が成長しているようだ。アーウィンマンゴーは花が終了して幼果がたくさん残っている状態だ。もう少し様子を見てどの果実にするか判断したい。他にアテモヤ(シャカパイン)は次々と開花している。昨日はジャンボシャカトウが開花していたのでアテモヤの花粉などで受粉してみた。梅雨時で雨が多いのでマンゴーなどはあまり雨がかからないようにしているが、品種によって耐性が違うようだ。アーウィン、文心などは弱くて紅龍や四季などは特に問題はないようだ。メキシコマンゴー(トミーアトキンス)の種を植えたらいつの間にか芽が出て葉も立派なのが発生している。マンゴーの種もうまく発芽している。

2010年6月26日土曜日

マンゴーの花




アーウィンマンゴーが開花した。マンゴーの花は昨年も観察しているが、地味な花で香りもよくないというイメージを持っていた。しかしよく見てみるとそれなりに鑑賞できる。花弁なのかガクなのかはわからないが、なにやら赤い色が見える。アーウィンなので赤いのかな、確かキンコーの花は淡黄色でこんな色ではなかった。何か果実の色に関係しているのかね?それと今年はオリーブの実がなっている。確か一昨年に購入した樹で、去年は一方の種類が開花したが自分の花粉では実がつかないので花が咲いただけだった。今年は2本(2品種)とも開花したので結実できたようだ。オリーブの近くにある実生からのチェリモヤが受粉に成功したようだ。同時期に開花したアテモヤの花粉がうまくついたようだ。梅雨時期は湿度も高くてこれらの樹にはよい結果が出るのだろうか。

2010年6月20日日曜日

花芽ぞくぞくと




今更というか今頃というのか花芽が着き出している。マンゴーはキンコウに始まり、現在はアーウィンさらに玉文にも小さな花芽がついている。切ってしまってもよいのだが、研究のためそのままで経過を観察している。次にチェリモヤとアテモヤに花芽がついている。6月に購入した苗にも最初からついているのでバンレイシ系統の花もたくさんつきそうだ。既に花がおわってしまった樹もある。ホワイトサポテは現在幼果が肥大してきている。ライチなどは相当な数の花が咲いたが、最終的には1個も実がとまっていない。この着実性の悪さは今後の方向に大きく影響することである。まだ1年目などで結論とはいえないが、現状から先に進めるわけにはいかない。そう簡単に方針が決められるとは考えていないが、棘の道はなお遠く続いているということか。

2010年6月19日土曜日

新たなる命




以前購入したマンゴー苗木のうち1本が葉が急に枯れだしてしまい、ついには枯れてしまった。と思っていたのだが、最近朝の水遣りの時に見ると下の幹から芽が吹いてきている。どうもこの接木苗は1度接木して失敗して2回目に継いだのがこの苗木となっているようだ。芽は台木部分と1度目の接木の双方から出てきている。1回目は何を継いだのか不明であるが、おそらく同じ品種と思う。台木は柴マンゴーに間違いないがどんな種類なのか楽しみだ。この植物も相当な根性を持っている。
次に4月ごろにアボカドやマンゴーを食した後の種を蒔いた。その時の種から発芽してきている。アボカドは5個植えつけたが、3本に発芽の兆候ないしすでに発芽している状態となっている。マンゴーの方はフィリピン産のペリカンマンゴーの種が発芽している。多胚の品種なので、1個の種から2本の芽が出てきている。新たなる「ど根性植物」の誕生だ。

2010年5月17日月曜日

スーパーマクロ




熱帯植物の花は小さい花が多い。マンゴーやライチ、スターフルーツも小さな花がたくさん咲く。写真を撮るのだが小さいのであまりよい写真が撮れない。買い換えたデジカメにはマクロ機能がついているので試しに撮影してみた。結果は歴然としている。小さな花や実なども詳細な写真が撮れている。早速何枚か撮影して掲載してみる。今回はピタンガの花とライチの幼果、それとホワイトサポテの花を撮影してみた。

2010年5月9日日曜日

ホワイトサポテ



昨年来熱帯果樹の補強を試みてきた。ホワイトサポテ、マンゴー、ライチ、バンレイシ系の植物、竜眼、グァバなどのフトモモ系植物など多数導入してきた。ほとんどが接木や取り木なので1年目の今年から成果の出そうな植物もある。以前紹介したライチもそのひとつだ。他にホワイトサポテも実が着きそうだ。2月ごろに開花したモルツビーは自然に落果してしまったが、クシオの1本が今次々と開花して実がついている。ミツバチは飛来するのだが香りのよいラベンダーの花に行ってしまい、他の花には寄り付かない。サポテの受粉はアリさんがやってくれているようだ。この他に4・5年前に実生苗で購入したピタンガに蕾がついている。結実すれば初めての収穫となる。竜眼はライチよりも期待していたのだが成長が芳しくない。かえってライチの方がよく育っているように思う。新芽が出てきているが、紅葉でとてもきれいな芽をしている。

2010年4月25日日曜日

Rayo庭はど根性植物がいっぱい

前回ど根性バナナを紹介したが、他にもど根性植物がいっぱいある事が判明した。
花は終わってしまったがど根性チューリップがある。これは廃棄した球根から芽が出て今春は黄色い花を咲かせている。
次にど根性ガーベラ。これは実家からもらったガーベラだが、庭の暗い物置の片隅に追いやられてしまった。そんな劣悪な環境でも赤い花を立派につけている。
最後はど根性ブドウである。これは「紅富士」という品種のブドウで5年ほど前に植えたのだが、毎年虫の被害にあって主幹が無くなり根元だけが残ってしまう。それでもなお毎年根元から芽が出てくるのだ。
おまけがもうひとつ、最近アボカドの果実を購入して種を蒔いている。先輩の植物たちを見習ってこの種からど根性アボカドが生まれる事を期待してやまない。


2010年4月18日日曜日

ど根性バナナ


今年は天候不順で果樹の環境はきわめて好ましくない。さまざまな作物に悪い影響を与えているようだ。Rayo庭のフルーツもプラムはあまりよくない感じだ。ビワは早いうちに花が咲いて実がついたので、春先の気候の影響はあまりないようだ。ヤマモモは例年に比べて花の数が少ない。そんな中で見つけたのがバナナの芽だ。昨年1株を露地植えにしたのだが、冬の寒さで茶色くなり上部はすべて枯れてしまった。ところが地中の根は生きていて芽を出してきた。この異常気象にも耐えて生きている「ど根性バナナ」である。

2010年3月21日日曜日

山菜とったどー

春は花の他に山菜の季節でもある。今日は遥か中国からやってきた黄砂がひどくて山々が黄色くかすんでいる。そんな中タケノコを確認に行ってみたが、イノシシ君が食べてしまって何も見当たらない。そういえば近くに山菜ポイントがあった事を思い出した。斜面を登って探してみるとあったあった。
ワラビとタラの芽をゲットできた。短時間でこれだけとることができた。タラの芽はまだ早くて1本だけよさそうなのを見つけることができた。それにしても周囲はタラの木以外にトゲトゲの木がたくさん生えているので進むのが大変な場所である。

2010年3月17日水曜日

シーズン開幕

寒い季節も終わりいよいよシーズン開幕となりました。庭の木も次々と開花と言いたいところだが、ボチボチと花が咲き始めた。昨年と比べると遅い感じがする。ライチは少しであるが開花してきている。奥にある玉荷包は昨年末から少しずつ花芽が成長している。他の木はどうかというとプラムは2品種とも花が咲き出した。ユスラ梅はまだつぼみだが週末には開花しだすのではと思う。室内とビニールハウス内の植物はほとんど外に出してしまった。まあスロースタートであるが着実に進んでいることは確かだ。当初想定していた品種はほとんど入手できているので、あとは今年から来年にかけての成長と耐寒特性の観察、できれば開花や果実の成長を観察したい。ともかく今シーズンは始まった。

2010年2月14日日曜日

マンゴー芽吹く

マンゴーの芽がついに動き出した。外皮のような殻を破って芽が出てきた。2年前に近所のホームセンターで購入した苗である。店の表示ではアーウィンと書いてあった。アップルマンゴーとも呼ばれている日本では最も一般的な品種である。昨年1年で新枝が十分成長しているので期待はしていた。今年は室内で越冬したので2月のこの時期に芽吹いたようだ。この調子だと開花は3月後半から4月ごろであろうか。この他の品種は今のところ動きはない。
ハウス内のモルツビーは既に開花していて小さな実がついている。他の品種ではクシオに花芽は出ているが、大きな動きはない。

2010年1月19日火曜日

季節はずれの果実たち

今年の冬は暖冬と予想されていたが、さすがは冬の事はある。1月1日は初日から雪であった。その後も雪がちらつく日が何日かあった。冬なのだからこれでよいのだと思うが、我が家の熱帯植物には厳しい日々が続いている。そんな中でも実をつけている植物はどんな状態であろうか。昨年11月ごろに実がついたアテモヤは休眠しているようだ。1cm位から成長していない。落果するかと思っていたがそのまま休眠している。春になって目を覚ますとどうなるだろうか。一方パパイヤはゆっくりではあるが果実は成長している。このパパイヤはマウンテンの系統が入っているのか結構寒さに強いようだ。これらの植物の成長は、暖かい春に向かっての楽しみのひとつだ。