2018年3月17日土曜日

球面鏡のニュートン反射

屈折式の対極である反射式でカセグレン方式以外に所持しているのはニュートン反射になる。先に書いたDS2114改の他4本あり、うち2本は114mmの球面鏡でFL900mmの形式である。中古品を購入すると、いらない物もついてくるのでどうしても余分なパーツが増えてしまう。この2本はスペックが全く同じだがメーカー機種は異なり、ビクセンのVOYAGER-R114MとケンコーのSKYDREAM-GX9000である。900mmの追尾はさすがにつらいので簡易レデューサーで700mmくらいに落としてある。結果はDSと同様で、周辺の星像は流れるが中心付近はシャープでいい像を示している。ただし、DSと異なり焦点距離が約700mmなので当然迫力のある画像が得られる。反射なので色収差はなく、屈折式の青いにじみも出てこない。F値が長い球面鏡もなかなかいいのではないかと思う。何より安価で、そこそこの星像を提供する事ができる。周辺の星像で良像基準を下回るが鏡筒としては合格レベルだと思う。








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