2015年12月29日火曜日

本年最後の収穫

2015年もあと3日で終わりとなった。今年を総括すると12月に尽きるのであるが、来年はよい年であってほしいと思うだけである。冬休みに入って今年の最後の収穫をした。まだ残っていたのがスターフルーツとホワイトサポテだ。暖冬とはいっても1月の寒気で傷んでしまうので収穫してしまった。植物については、今年に方針を切り替えたが、来年にある程度の成果が出てくれるといいなと思っている。ここ数日は寒い日が続いているが、庭の水仙がきれいな花を咲かせている。




2015年12月22日火曜日

喪失の先に何があるのか

今年の12月は生涯で最もつらい出来事を経験した。近親者が亡くなる事は、かくも辛いことなのかと実感している。今月はもうすでに後半に入っているが、全くといっていい程その実感はない。新聞の訃報では毎日、どこかで誰かが亡くなっているわけで、同じようにほかの誰かがこの辛い思いをしていると思うと胸が痛いのである。Rayo庭に故人の大切に育てていた花が移植されている。子供たちが小学生のころ植えたと記憶している。その頃と環境が変化して日陰になっていたので、鉢に植え替えて日当たりのよい所に移動してあげた。来年春あたりに見事な花を咲かせてあげたいと思う。今年は柿、柑橘類の出来がよいようだ。デコポンも伊予蜜柑もたくさんなっている。おいしく出来たら霊前にお供えしようと思う。


2015年11月22日日曜日

今年は暖冬かな

例年だとホワイトサポテのバーノンあたりに花芽がついて、そのまま休眠状態になるのだが今年はいつもと違う。今の時期に開花しているのだ。暖地だと年2回開花するようだけど、今冬は暖冬のようで当地でも開花まで進んだ。ただこれから一応冬なので、ムダ花に終わることは確かだ。スターフルーツもまだ着いていて黄色味を帯びている果実もある。渋みがぬけていればいいんだが。干し柿の状態はさらに進んで、表面に果糖の粉が吹いてきている。そろそろ食べごろだ。



2015年11月8日日曜日

冬支度の開始

季節はまだ寒いというほどではないが、寒さに弱い樹種はぼちぼち室内に取り込んだ方がよさそうだ。先週殺虫剤を散布して鉢周囲の虫などを除去しておいた。今日はシャカトウなどを中心に数種類室内にいれてみた。例年虫などが鉢に入り込んでいて夜間に外に出てくる。今年は害虫もいないので大丈夫であろう。グァバは1個実がついているので室内に入れた。重量は100グラムくらいであろうか。先月作成した干し柿は今こんな状態だ。何個か熟してしまいダメになったが、順調に乾燥している。アルコール脱渋のほうも成功して甘柿に変身できた。今日は補強したいと考えていた樹を非常に安価に調達できてラッキーであった。メイポールとスタンレープルーンの2年樹を合わせて1700円で取得できた。来春が楽しみである。


2015年10月26日月曜日

100グラム超えまでもう一息

フェイジョアの果実が落ちだしてきたので、全て収穫した。昨年は野生動物に食べられてしまい収穫できなかった。今までの最大記録は70グラム台であったが、今年は90グラムオーバーの果実があり、記録を更新することができた。アポロの98グラムが1位で、マンモスの94グラムが2位であった。100グラム越までもう少しだが、今年は平均的に大玉のがたくさんできている。このくらい大きいと食べた感じがする。小さい果実だとおいしいと思うよりも、面倒という印象のほうが強い。



2015年10月25日日曜日

恒例の干し柿

今年は柿のなり年のようで、例年というかほとんど結実しない渋柿がたくさん実をつけている。収穫して恒例の干し柿づくりをした。品種は不明であるが、果実の形状から甲州百目と平核無の系統かと思っている。特に甲州の方は果実が大きいため干し柿にした場合乾燥に時間がかかる。このため途中でカビが生えたり、腐ってしまうことがある。小さい柿だと乾燥する期間が短いので簡単にできるのだが、完成した干し柿は小さくて固いのが欠点だ。乾燥中のものを観察していてわかったのだが、穴や亀裂などがあるとそこからドリップが発生する。この欠点が大きいとポタポタと水滴となり果汁が無駄になってしまう。穴が小さいと結露状態で表面に滲出し、水分が蒸発すると果汁の固形成分が残る。白い霜降り状態の粉はこんなふうに発生して成長していくようだ。今年は干し柿だけでなく、アルコールでの脱渋にも挑戦してみた。手元に焼酎がなかったので、消毒用エタノールでやってみた。これで渋みが抜けるのはとても不思議な感じだ。



2015年10月4日日曜日

宿敵との戦い

毎年被害を受けているが、いい対策が取れていないのがコガネムシだ。有効な対策がなかなか見つからなかったが、今年はいくらかヒントを見つけることができた。市販の園芸用の土にはコガネムシの虫卵が含まれている可能性がある。以前から疑っていたが、今年の発生パターンからほぼ確信できた。殺虫剤のOはあまり効果がないことが判った。浅いところのはある程度効果はあるが深いところのはほとんどきいていないようだ。それよりも殺虫剤のSのほうが効果がある。パーライトの効果は来年を待たないと確認ができない。収穫が終わる秋から春までにこの殺虫材で退治しておけば被害を小さくできそうだ。一部の樹で被害を受けてしまったが、来年こそはこの宿敵を根治できそうだ。最近インドナツメの花芽がついてきている。昨年は結果しなかったが、今年はうまくいくだろうか。スタフルーツは何個かついているが、この状態では収穫までいけないであろう。冬までにある程度大きくなれば脱渋テストをしてみようと思う。




2015年9月30日水曜日

マンゴー収穫 その結果は

キーツマンゴーの収穫は10月初頭を考えていたが、裂果部分の状態が思わしくない。黒い部分が柔らかくなり、腐りかけてきているようだ。このため急遽収穫して緊急手術となった。患部を切除して問題ない部位で保存処理して追熟するように判断した。収穫して体重測定の結果は、なんと予想を大分超えて839グラムもあった。初なりでこの大きさ、さすがキーツマンゴーだ。次に問題の裂果部分を変色を確認しながら切除していく。観察してみると果肉の状態も裂果の影響なのか正常ではないようだ。とりあえず変色した部分を切り取って、ラップで空気を遮断した状態で追熟することにした。こばえが寄りそうなので不織布でカバーしておいた。2日後確認すると変色部分がさらに拡大してきたので、黒変部分をさらに切除し、追熟を中止して冷蔵処理にした。味見をしてみたが、やはり追熟が少し不足しているためか、やや酸味が強い傾向がある。結果は上々とは言えないが、ともかく食べられるところまで到達できたのはよかったと思う。




2015年9月22日火曜日

マンゴーが裂果

さすがキーツマンゴー。どんどんでかくなるが、どうも成長に追いついていけないらしく、裂果してしまった。重量は手で持った感触では600グラムはありそうだ。幸いな事に漆科の植物なので割れたところが樹液でふさがり、腐ってはいない。黒く変色しているのなどは、いかにも漆という感じがする。月末ごろに収穫して追熟工程に入る予定だ。ホワイトサポテのゴールデングローブは全て収穫したが、遅くに開花したモルツビーは今こんな大きさだ。3-40グラムくらいかな。鉢をバージョンアップしたので、来年に期待だ。最近少し元気がない植物はコガネムシが原因であった。薬剤を散布して、表層にいるやつは退治できたが、深い所のは死んでいない。土を入れ替えて回復を待つのだ。園芸用土100%ではまた被害を受けるのでパーライトを追加してみた。水連鉢の方は水草が茂りすぎてメダカが死んでしまった。ホテイアオイを半分に間引きして根を剪定して短くした。根がはびこるとよくないようなので、水草の増殖を抑えるようにしよう。





2015年9月12日土曜日

ホワイトサポテ収穫

ホワイトサポテのゴールデングローブの果皮が黄色くなってきたので2個収穫した。お決まりの体重測定の結果は51グラムと65グラムであった。品質評価では小果から中果なので、このくらいのものだろう。糖度は測定器がないのでわからないが、結構高いのではないかと思う。秋になりオカワカメの花が咲きだしている。初めて見たが、小さな花がネズミの尻尾状についている。ムカゴで増殖することは確認しているが、花が咲くということは種もできるのかね?チェリモヤの幼果は結実してから全く肥大せずにいたが、最近になってやっと大きくなってきた。成長が止まっていたのでそのうち落果すると思っていただけに意外だ。今年はバンレイシ系統が不作で、1個ついたアテモヤも小梅サイズで落果してしまった。




2015年8月30日日曜日

さる酒の製造

2009年にさるなし酒、所謂さる酒を試作している。試作というのは、当時サルナシの果実は量的にたくさんとれなかったので少量しかできなかった。少々砂糖が多かったせいか甘めに出来上がったが、独特の風味があっておいしかった記憶がある。今回は果実が1キロ強収穫できたので、本格的に作成ができる量である。Rayo家のサルナシは果実は小さめで、小梅ぐらいのサイズが多い。砂糖の量はネットで調べたが、作者により異なるようだ。今回は果実の半量の500グラムで仕込んでみた。半年くらいかかりそうなので、来年の3月には試飲できるのではないか。ハワイ種のアセロラだが、室内では日光不足で生育がよくないのでベランダに出すことにした。以前に育てていたアセロラは結実性がよくないので、トマトトーンを噴霧していたが、ハワイ種では特にやらなくても結実するようだ。1個は赤く色がつきだしている。酸味がどの程度改善されているか楽しみである。




2015年8月23日日曜日

イチジクが獲れだした

8月の中頃からイチジクが獲れてきている。イチジクのよいところは、一気に成熟しないで、それこそ1日1個とかずつ熟して獲れるのでとても都合がよい。樹を小さくしたので、数は少ないが2-30個くらい実がついている。これが同時に獲れると食べるほうが困ってしまう。まさに一熟という状態である。このところ暑い日が続いたが、緑のカーテンは今こんな状態で日よけの役割を果たしている。これは和室前ので、オカワカメとキュウリでできている。このキュウリも安い苗だが、もう何個も収穫している。軒下なので雨除けも不要でとても元気だ。最近になってスターフルーツの花が咲きだしている。今頃だと冬までに間に合うか微妙なタイミングである。



2015年8月18日火曜日

睡蓮鉢の清掃

睡蓮鉢の中は放置すると藻がどんどん増殖してくる。メダカも泳ぎにくそうなので、お掃除することにした。ホテイアオイの根はすごく長く伸びている。メダカの幼魚は3匹生存していた。親メダカは4匹死んで残りは6匹だった。あと睡蓮に混入していたのか怪しい巻貝が1匹いた。遅咲きのホワイトサポテは結実して、少し大きくなってきた。どこまで大きくなるかわからないが、観察してみよう。考えようによっては、この作型もありなのかもしれない。暑い中ふと庭を見ると白い大きな花が咲いている。高さは1m50cm程度はあろうか、白い大きなユリの花である。例年生えているのは知っていたが、ここまで大きく立派な花が咲くとは思わなかった。テッポウユリかなと思ったが、どうやら近縁種のタカサゴユリという植物のようだ。100年くらい前に移入した外来植物とのことである。植えたわけではなく、種が風で飛んできて自生したと思われる。




2015年8月8日土曜日

8月の果実の状態

キーツマンゴーの肥大ペースがすごく早い。現在長径10センチをオーバーしていて、重量も300グラム以上あるのではないかと思う。初なりにしては順調な生育状態である。支柱を立てて枝から吊り下げた状態になっている。開花時期からすると10月が収穫時期と予想される。ホワイトサポテはゴールデングローブに5個くらい実がついている。50グラムくらいの小果だが味はとても甘い。アテモヤの実はどのくらいまで大きくなるかわからないが、初結果なのでたいして大きくはならないだろうと予想している。グァバは水ぎれに弱いようで、夕方見るとしおれていることがある。そのせいだろうか、グァバの果実が1個落ちてしまった。




2015年7月26日日曜日

姫睡蓮も開花

今朝姫睡蓮に蕾がでているのに気がついた。案外早く花がついたなという印象だ。夕方開花した状態を撮影しようと思ったが、4時ころには花が閉じてしまっていた。写真には写っていないが、ヒメダカが産卵して幼魚がいるのを確認している。まだ1センチくらいで透明な細い糸みたいだ。成魚に食べられずに生き残ってほしいものだ。そういえばバナナも根元に子株が生えてきている。バナナは開花結実すると、その株は終わりなので子株で増殖するのだ。種がある品種の場合は種でも増殖できるが、食用ではなく観賞用か野生種くらいであろう。



2015年7月25日土曜日

月桃の開花

月桃はゲットウと呼ばれる植物で、生姜やミョウガの仲間だそうだ。沖縄諸島に自生している亜熱帯植物のようだ。3年くらい前に何かの機会にもらった小苗を植えてあった。屋外管理で特に何も手をかけていなかったが、今月花を咲かせている。葉の形状はミョウガによく似ているが、花は蘭の仲間にこんな花を咲かせるのがなかったかな。今年は初夏の低温でバンレイシ系統が不作だが、実生5年くらいのアテモヤに実が着いている。これは7月に開花した分で、6月開花したのはすべて落ちてしまった。今月咲いたグァバの実は順調に大きくなってきている。




2015年7月20日月曜日

ホワイトサポテ開花

何で今頃咲くんだろう。他の樹は4月頃に開花したが、今頃になって咲いたのが1株あった。まあ熱帯植物なんで、基本いつでもOKなのかね?この樹はモルツビーという事で購入した株なのだが、どうも花の感じがいつもと少し違うようだ。いつもは子房がもっと小さな状態でびっしり小さな花がつくようなパターンなのだが、普通のホワイトサポテ風の花がさいている。ただし、花粉はあるようでおしべ先端に花粉がたくさんついているように見える。ゴールデングローブの花を観察したときも思ったが、どうも環境によってつく花のパターンが変わるような印象を持っている。全てがそうではないが、一部の個体特に花粉がある品種ではそのように感じる。ジャボチカバは開花結実を繰り返しているが、室内越冬した個体が活発でない。屋外で冬を越したほうが元気だ。今年は2本とも外に置くとしよう。来月から例年いちじくの季節となるが、幼果も着実に大きくなっている。



2015年7月19日日曜日

ビオトープ完成

水草などを追加した睡蓮鉢の近況はこの状態になっている。大分環境がよくなってきて、ビオトープらしくなってきた。後でホテイアオイを入れたが、それに浮き草が付着していたので浮き草がプラスされている。メダカは2匹ほど死んでしまったが、8匹は生存している。後は卵を産んで幼魚がかえるといいのだが。メダカの近くにはキーツマンゴーがあり、現在卵くらいの大きさになってきた。他の枝にもう1個これよりも小さな実が着いている。この樹の状態だと、大きな果実は期待できないが、樹自身が自分に丁度よい具合に選別したようだ。以前育てていたキンコーマンゴーの場合は結果しすぎて、摘果に悩んだので身の程を知る手間のかからないマンゴーだと思う。今日風呂に入り体を拭いていたら窓の外になにかいる。見るとかつて紹介したニホンヤモリである。窓の明かりに飛来する虫を食べているのであろうか。この方向から見るのも珍しいね。