2021年10月26日火曜日

スカイホーク360をポチる

 昔の望遠鏡でスカイホーク360というのをついポチッてしまった。これはミニ望遠鏡のジャンルでペンタクスのJ60Cと同じようなコンセプトの商品である。今はないエイコーというメーカーの商品である。古いので壊れている部品もあるがクリーニングして使えるようにしてみた。レンズはアクロマートで薄い透明のプラ板で分離されている。スペックは口径60mmでF値は300mmである。鏡筒の造りはとてもしっかりしていて、ミニ望遠鏡とは思えない。特に接眼部がM43なのはとてもいい仕様だと思う。試しに撮影してみたが、J60Cより星像の収差による変形は少ない。青ハロはあるがなかなかいい画像が得られた。






2021年10月23日土曜日

ミラーレンズ評価まとめ

 小型で軽量で色収差なしそれがミラーレンズの魅力なのだが、反面画面が暗くてピント合わせがシビアという短所もある。ミラーレンズは天体撮影用に向いているか何本かのレンズを試してきた。タムロン、シグマ、ケンコー、ミノルタの所有レンズで評価してみた。このうちシグマとケンコーのはF値が比較的明るいのだが、スペック程の明るさは感じられずF8と大差ない使用感だった。どのレンズも星像は強拡大すると変形があるが程度は比較的いいレンズを選択した。ただ屈折式のレンズと比べるとF値を同じにしても写りがよくない。この中で使えるかと思えたのはシグマの400mmF5.6とタムロン500mmF8だが、使えるけど使いにくいというのが最終的な評価だ。シグマレンズでの結果は以下のとおり。