2015年10月26日月曜日

100グラム超えまでもう一息

フェイジョアの果実が落ちだしてきたので、全て収穫した。昨年は野生動物に食べられてしまい収穫できなかった。今までの最大記録は70グラム台であったが、今年は90グラムオーバーの果実があり、記録を更新することができた。アポロの98グラムが1位で、マンモスの94グラムが2位であった。100グラム越までもう少しだが、今年は平均的に大玉のがたくさんできている。このくらい大きいと食べた感じがする。小さい果実だとおいしいと思うよりも、面倒という印象のほうが強い。



2015年10月25日日曜日

恒例の干し柿

今年は柿のなり年のようで、例年というかほとんど結実しない渋柿がたくさん実をつけている。収穫して恒例の干し柿づくりをした。品種は不明であるが、果実の形状から甲州百目と平核無の系統かと思っている。特に甲州の方は果実が大きいため干し柿にした場合乾燥に時間がかかる。このため途中でカビが生えたり、腐ってしまうことがある。小さい柿だと乾燥する期間が短いので簡単にできるのだが、完成した干し柿は小さくて固いのが欠点だ。乾燥中のものを観察していてわかったのだが、穴や亀裂などがあるとそこからドリップが発生する。この欠点が大きいとポタポタと水滴となり果汁が無駄になってしまう。穴が小さいと結露状態で表面に滲出し、水分が蒸発すると果汁の固形成分が残る。白い霜降り状態の粉はこんなふうに発生して成長していくようだ。今年は干し柿だけでなく、アルコールでの脱渋にも挑戦してみた。手元に焼酎がなかったので、消毒用エタノールでやってみた。これで渋みが抜けるのはとても不思議な感じだ。



2015年10月4日日曜日

宿敵との戦い

毎年被害を受けているが、いい対策が取れていないのがコガネムシだ。有効な対策がなかなか見つからなかったが、今年はいくらかヒントを見つけることができた。市販の園芸用の土にはコガネムシの虫卵が含まれている可能性がある。以前から疑っていたが、今年の発生パターンからほぼ確信できた。殺虫剤のOはあまり効果がないことが判った。浅いところのはある程度効果はあるが深いところのはほとんどきいていないようだ。それよりも殺虫剤のSのほうが効果がある。パーライトの効果は来年を待たないと確認ができない。収穫が終わる秋から春までにこの殺虫材で退治しておけば被害を小さくできそうだ。一部の樹で被害を受けてしまったが、来年こそはこの宿敵を根治できそうだ。最近インドナツメの花芽がついてきている。昨年は結果しなかったが、今年はうまくいくだろうか。スタフルーツは何個かついているが、この状態では収穫までいけないであろう。冬までにある程度大きくなれば脱渋テストをしてみようと思う。