2017年2月28日火曜日

星野撮影テスト2

昨日と違い今日は雲も少なくいい天気である。昨日の教訓を踏まえて、今日も星野撮影をしてみた。やはり4秒露出では厳しいので、今日は一眼タイプで撮影してみた。センサがいいのか、カメラのモニタにシリウスが映るので簡単にアライメントできた。ピント合わせは逆に難しい。コンデジはマニュアルで無限遠に設定できたが、一眼はリングで手動で合わせる。モニタで確認できるが、合っているかどうかよくわからない。最初に試写して確認するほうがよさそうだ。それとオートスターの追尾がかかると星像が流れるので追尾を解除して撮影するほうがいい。オリオン座あたりをテスト撮影して、何枚かいいのが撮れた。ズームを変えてオリオン星雲を撮影してみたのが下の画像だ。







2017年2月27日月曜日

星野撮影のテスト

今日は晴れていたが、夜になって雲が多く出だしてきた。星野撮影のテストをするくらいならできそうだ。DSを出してアライメントして、例のアイピース雲台をセットした。望遠鏡はアライメントしたのだが、カメラが望遠鏡と合っているわけではない。カメラのモニターを見るが、明るいシリウスでも視認できない。カメラは一眼ではなく、コンデジを使った。理由はこのカメラは4秒までの露出ができるので、この時間でどの程度映るか確かめるためだ。とりあえず試しで撮影してみた。シリウスは映っているが左へずれている。適当に動かして試写していき中央に合わせる事ができた。この方式でカメラでアライメントができそうだ。ISOは最初1600にしたが、灯火の映り込みが大きい。800が適当な数値と思われる。4秒の露出でもそれなりに星は写っている。オリオン座あたりも写してみたが、カメラをアライメントする前なので、大きくずれている。






2017年2月26日日曜日

DSの修正

昨日テストして気が付いた事を修正しておこう。アイピースを入れようとして、1回でうまくはまらなかった。接眼部を観察してみると樹脂製で真円度がよくないのとバリがあるようだ。カッターで面取りしたら丁度よくはまるようになった。ラックピニオンは締め具合を調整して少し緩くした。昨日は回転が固めで、トルクにもムラがあり調整しにくかった。これで次回のテストをおこなってみよう。
冬の間しばらく植物ネタがなかったが、もう来週は3月だ。植物たちは着々と準備を進めていた。プラムの開花は来週にはありそうだ。実家の梅はよく開花していて梅の花の香りがただよっている。





2017年2月25日土曜日

DSとETXの性能差

DS-2114を入手できたので、昨日から光学系と架台の点検清掃を行った。この機械は星野撮影の自動導入に改造して使おうと考えている。電源は入った、オートスターも接続できた。望遠鏡の設定を変更してアライメントシミュレーションを行った。正常に動作しているようだ。今日はドライブトレーニングを実行して、ファインダーの調整をした。夕方になり実戦でアライメントしてみる。正常に実行できたが、どうもETXと動きが違う印象を受けた。コントローラはETX70の494を使ったので、機械ハードウェアの違いと考えられる。導入も追尾も、動きが大雑把で精度がよくないと言うのが正直な感想だ。ETX70と494の組み合わせよりよくない感じだ。497との組み合わせでよくなるか検証の必要はある。価格は販売当時6万円くらいなので、ETX70と大差ないがその性能差は大きい。もっとも、今回の使用目的では大きな影響はないと思う。
架台は主要構造部をダイカストとしてあり、しっかりしたつくりだが、片持ちフォークなのでバランスはETXより悪い。光学系は114mmのニュートン式だが、球面鏡なので接眼筒先端に補正レンズがある。今度月面を見て周辺部の像を確認してみようと思う。ピント調節は一般的なラックピニオンだが、これも動きが雑で調節しにくい。三脚と架台はまあまあだが、鏡筒はチープなつくりだ。値段を考えればやむを得ないが、とても残念な点である。この鏡筒も今回の目的では使わないので関係ないのだが。
中古品で付属品はほとんどなかったが、1点すごいのがついていた。純正の2×バローレンズが接眼部にささっていた。一瞬おおっと思ったがしかし、このレンズは一般に市販されている物と大きく異なり、総プラスチック製である。その重量感からレンズもプラスチックではないかと思われる。そういえば接眼部のキャップがないのでそこにさしておけば、ちょうどよい代替え用途となる。






2017年2月19日日曜日

ガイドアイピースの復活

ガイドアイピースは見つかったのだが、本体というか照明装置がまだ見つからなかった。これを実家の作業机の引き出しで発見した。30年ぶりに電池を入れて動作チェックしたが、問題なく動作した。これでアライメント精度が向上するに違いない。アダプタが着たら確認してみようと思う。この他にファインダーを見つけたが、レンズはカビもなくいい状態である。ETX-70がファインダーを省略されているのでこれに取り付けたいが、スペース的な問題がある。今日金星とオリオン星雲(星しか映らないが)をデジタルアイピースで撮影してみた。やはり露出が合わないのと、視野が狭いので導入が難しいという印象を受けた。






2017年2月16日木曜日

昔のアイピース達

天文を再開するようになって、昔使っていた機材を探していた。いくつかは発見できたが、アイピースがまだ見つからなかった。今日それが発見できたので、掃除とレンズの確認をしてみた。K40mmからOrの4mmと6mm、ガイドアイピースなどが確認できた。昔のアイピースなので、当然ツァイスサイズ径24.5mmだ。画像2で見るように、現行のアメリカンサイズ径31.7mmより大分小さい。ほこりがたまるような所になかったので、比較的良い状態である。K40mmだけは36.4mmの形式で当時はでかいアイピースと思っていたが、今のPLやズームアピースと比べるとそうでもない。ただ今回購入した望遠鏡には直接使えないので、アダプタが必要になる。




2017年2月5日日曜日

デジタルアイピースの分解清掃

昨日の撮影テストの前にOA用のエアダスターでセンサとフィルターを清掃したが、録画すると依然ゴミや汚れが残っていた。画像をみると特に画面左側に黒い点や灰色点が目立つ。これはゴミや埃などではなく、汚れである。デジタルアイピースを分解してレンズクリーナーを綿棒につけて汚れを除去することにした。分解は簡単で2本のネジを外せばOKだ。2つに分解するとフィルター部とセンサ部分に分かれそれぞれの部品が見える。1/4インチのCMOSイメージセンサのようだ。コンパクトデジカメのセンサよりもさらに小さなセンサである。掃除を終えて組み立ててから、近くの電柱を見て確認したところきれいになっていた。ネット情報だと他のユーザーも新品でも同じ症状を訴えていた。おそらく最初から汚れがついていたと思われる。画像を扱う商品なので、細かい事だが配慮が必要なのではと思う。もう既に生産・販売はしていないようなので後の祭りだが。





2017年2月4日土曜日

デジタルアイピースのテスト2

課題であったデジタルアイピースで実際に天体を撮影することに挑戦してみた。実際にやってみると、これがとても難しいことがわかった。最初にやった時は月が明るいため露出がうまくきかなくて白くとんでしまい全然だめだった。何度か試行錯誤して、やり方がつかめてきた。露出はシステムで自動調節しているようで、手動でのコントロールがきかない。画面全体の明るさの差を小さくするようにすれば、露出がうまくきいてくるようだ。月は簡単に撮れるかと思ったが、難しかった。ソフトの使い方もまだよく理解できていないが、何種類か試してみてCCIというソフトが連写機能があって使い易い印象を受けた。月のほか金星、オリオン星雲なども確認してみた。難しそうだがやってみる価値はありそうだ。あとアイピースのごみはエアダスターで吹いても落ちない。フィルターかセンサ表面に付着した状態と思われる。今日はついでにセンサ調整も実行して北極星を導入してみた。今後のアライメント精度が向上すればいいが。
下の画像はテスト撮影のワンショットだ。画像処理などは一切していない。