2022年2月26日土曜日

レンズのメンテナンス考察

 購入した中古レンズでAF方式のものが、内部にひどいカビがあったので清掃を試みた。このレンズはプラ部品を多用した軽量のレンズだが、AFのため電子基板が内蔵されている。またズームレンズなのでレンズ枚数が多く構造が複雑である。オールドレンズはカニ目工具で回してレンズを分解できるが、こちらは何と接着剤で直接固めている。後々メンテナンスする事は想定していないようだ。結果的に分解清掃はあきらめた。これに手ぶれ補正が加わると最悪でメンテナンスは不可能に近い。やっぱりメンテ前提ならば単焦点のマニュアルフォーカスレンズでないと無理だ。AFレンズはカビがない個体を入手することが鉄則である。

AF制御の電子基板があるレンズ
左がMFレンズで右はAF+手振れ補正のレンズ