2024年4月28日日曜日

デジアイピースのバッテリー劣化

 デジアイピースのKDE-20Dを久々に使ってみたのだが、いくら充電しても起動して2-3分でバッテリー切れとなってしまう。バッテリーの経年劣化と思われるが、KDE-20Dはバッテリーは内蔵で後で交換できるような構造にはなっていない。ばらして内部を調べてみるとスマホのバッテリーを小さくしたようなタイプが入っている。規格は300mAhで3.7ボルトと書かれている。こんな特殊なバッテリーは入手が難しいので、電源を外付けに改造してみた。丁度良い乾電池ホルダーが手元にないので直列4本で4.8ボルトで試してみた。電源を入れると規格から外れているが起動はする。パネル枠で基盤上のマイクロスイッチを押して動作をセットする仕組みであるが、これを元通りに組み立てるのが小さいために難しい。何度も組みなおすうちにケース枠が壊れてしまった。面倒なのでパネル枠をテープでゆるく固定して使えば使用上問題はない。ただこのシステム自体あまり高性能ではないので、ここまで改造して使う価値があるかと言われると微妙である。機械が故障すると分解して修理するという本能のまま時間を費やした結果である。