2017年4月29日土曜日

赤道儀モードの評価

赤道儀モードの評価を続けてきたが、ここらで一応の評価をしてみたい。アライメント方法については、赤経方向は概ね最適なセット位置を割り出すことができた。赤緯方向もだいたいはつかめたが、もう少し改善の余地があるかもしれない。今回は12.5mmのアライメントアイピースを使用して100倍の倍率で追尾の状態を確認してみた。追尾速度を方位パーセント値で調整して丁度よい数値としても60秒くらいが限度のようだ。この最適化後に実際にテスト撮影をしてみた。現在所持している最も厳しい条件の300mm望遠レンズで撮影して100秒くらいまではなんとか使える事例があった。ただし、30秒でも流れてしまう事もあるので、同一画像を複数回撮影したほうがよい事がわかった。固定撮影だと10秒くらいなので、GPSで20秒、赤道儀モードで60秒から90秒くらいが目安になる。この露出のおかげで固定撮影では映らないか、かすかにぼんやりとしか映らなかった星雲や球状星団が写るようになってきた。





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