2018年12月3日月曜日

ゴーストの撮影

これは幽霊の撮影に成功したということではない。ゴーストと言ってもレンズのゴーストの事で、霊の方ではない。天体を撮影している時に月が出ている事はよくあることである。GT-68のテスト撮影の時に気がついたが、強いゴーストが出ている。この鏡筒は光軸などに関係なく、傾斜方向からの強い光に対してゴーストが出やすいレンズと思われる。レンズの中心基準でゴーストの反対方向に月がある。試しに超長いレンズフードを付けるとゴーストは消えた。この鏡筒は定評が高いレンズで、高精度なのであまり良くない環境だと出やすいのかもしれない。その後月がない状態でテスト撮影に望んだが、その結果は満足できる内容だった。現行の基準機のファミスコは改造機なので、再現性の点から私的良像基準機をこれにしてもいいのではと思う。以下に作例を示すが、これを撮影したカメラはローパスフィルターレスのためか、ゴミの映り込みが出やすい欠点がある。

 画面左に強いゴーストが出ている
作例 アンドロメダ
 作例 プレアデス
作例 オリオン星雲

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