2018年12月2日日曜日

初めて馬頭星雲をとらえる

今年は比較的暖かいが、オリオン座の季節がやってきた。オリオン座と言えば、いつも撮影している大星雲のM42が一番有名である。オリオン座にはこの他に地味なM78星雲とかがあるが、三ツ星のあたりにある馬頭星雲も有名である。赤い星雲をバックに黒い暗黒星雲が馬の頭状に浮かび上がっているやつだ。だがこれを撮影するのはとても難儀で、まず空が暗くないと上手くいかないと思っていた。今回天体改造のデジタルカメラのテストをしていて、撮影してみたらその存在をなんとか認めるくらいは撮影できた。無改造でもこれらの撮影ができると言われている富士フィルムのX-M1と、天体改造したオリンパスのE420でテストしてみた。結果X-M1では何とか痕跡程度はわかるくらいは写せた。E420ではそれよりも明らかにその存在を認める程度まで撮影できた。古いカメラなのでISOがX-M1の半分以下の1600までしか上げられないが、それでもよく写っている。ただし、ノイズも大きく赤カブリも大きいので画像処理が大変そうだ。こんな市街地でも写るのは驚きであり、天体改造の威力もすごいものだ。

 X-M1での撮影 かすかに痕跡は認められる
 E-420で撮影した画像 
バラ星雲も撮影してみた。

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