2018年11月12日月曜日

反射望遠鏡の改造

主鏡径114mmで焦点距離500mmの短焦点反射望遠鏡を入手したのだが、性能が全然良くない。球面鏡なのはいいとしても中心部から周辺部まで良像エリアが全くないというひどい状態である。これではさすがに使えないので改造に着手した。主鏡を100mmのFL600mmの放物面鏡に入れ替えて、副鏡も50mmの大きなものに入れ替えた。500mmの筒に600mmを入れるので中心部遮蔽が大きくなるが仕方ない。短焦点の反射は光軸がずれやすくシビアなので調整が手間取ったがなんとか合格圏まできた。ちなみにミードのDS2114のエクステンダーレンズを外した改造鏡筒は、同じ球面鏡でもさらにFLが短く条件がよくないが、中心部はシャープである。こうでなくては望遠鏡としての価値がない。

 改造後の反射望遠鏡 筒外焦点距離が長い
 口径遮蔽50%のでかい副鏡
この 改造望遠鏡で撮影したアンドロメダ
ミード改造望遠鏡での撮影

0 件のコメント:

コメントを投稿