2018年11月11日日曜日

ETX70最終形

壊れたETX70が最終的に行き着いた形は、モーター駆動システムをコスモウィングに移植して駆動ギヤを赤経50枚、赤緯40枚で制御する形になった。最初動かしていたスカイドリームの赤道儀は赤経軸の精度不良で追尾の要求仕様を満たすことができなかった。私が所有する赤道儀は自動導入・自動追尾と自動追尾のみの2タイプで4台ある。ビクセンのGP+EQ5GOTO、SP2軸駆動、NP1軸駆動とこのETX70改造赤道儀の4システムだ。ビクセンの赤道儀は全て200mmでの自動追尾60秒以上の基準はクリアできたが、ETX70改だけ未達成であった。どうも最終駆動のギヤの歯数が20枚と少ないのが影響しているようだ。そこで追尾に必要な赤経側は50枚とほぼ限界まで歯数を大きくした。この条件でテストしたところETX70改もめでたく基準をクリアできたのだ。ただし、搭載能力は最も小さくて2キロ程度と思われる。しかしETX70ベースなので当然自動導入・自動追尾のシステムである。
これにて2カ所での撮影をそれぞれ2システムで行える体制ができたのだ。

ETX70改造(コスモウィング)
追尾精度は向上したが、負荷能力は低い。
GP+EQ5GOTO
保有している中で最も高精度で高負荷なシステム
SP2軸駆動
駆動は2軸あるが、機能的には1軸で十分 と思う。精度と負荷能力はGPと同じ程度。
NP1軸駆動
モーターシステムが古いので追尾精度はぎりぎりセーフくらいかな。




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