2017年1月3日火曜日

望遠鏡の追尾性能確認

自動導入の問題は昨年末に行った調整とテストで明らかになった。次に自動追尾のテストをしてみることにした。前回と同様にアライメントをしてみたが、ETX-90は日付の取得がうまくいかないようだ。年が変わったためか分からないが、手動で入力して進めた。前回同様に補正をかけずに設定して金星を導入させてみた。今回は視野中央部付近に自動導入できた。手持ちのアイピースで最高倍率の約150倍で自動追尾させた。5分経過して確認してみると、少しずれたが視野内には入っている。この調子ならば10分から15分くらいは自動追尾できそうだ。次にETX-70をテストしてみる。今回は補正なしだと結構ずれたので手動で視野に入れた。この機械はETX-90と比較するとコントローラが簡略化されている部分もあるようで導入精度は劣るのかもしれない。ただ、この機械はセンサーがないので手動設定の誤差かもしれない。追尾のほうは最高倍率の70倍で追尾させたが、こちらも視野から外れるような事はなかった。ただ追尾の状態をみると結構ぎこちない動きという印象を受けた。3月ごろにはコントローラのバージョンを497に替える予定なのでETX-70も同じような性能になるだろう。
画像はベランダで追尾テスト中の両機。

追加
ETX-90には等倍ファインダー(レッドドット)がついているが、これの位置調整をしたことがETX-90の導入精度向上の理由ではと考えられる。ファインダーはLNTモジュールについているので、ファインダーと鏡筒の位置があっていれば鏡筒とLNTも当然合っているということではないか。LNTモジュールの調整方法について疑問を持っていたが、これで納得ができた。







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