2015年7月4日土曜日

マンゴーの種

メキシコマンゴーはすべておいしくいただいた。食した後に残るのは皮と大きな扁平な種である。この種、固い殻に覆われていて本当の種の部分が見えない。はさみでこの固い殻の周辺部を切除していくとパカーンと割れて種が出てくるのだ。取り出した種を眺めてみると何かににている。私は貝のアサリによく似ているなと思った。これを植えておくとマンゴーの樹が発芽するのである。ただし、冷蔵などの処理を経過してるためか、上手く発芽しない場合もある。これまでの経験では7割くらいは発芽に成功している。一見したところケントマンゴーは単胚の品種のようだ。マンゴーは品種により多胚の品種もある。フィリピンマンゴーなどは多胚品種で、発芽した個体の多くは親と同じ性質を有するらしい。単胚の場合は親と同じ個体はできない。多くの場合親樹より劣るようだが、まれに親より優秀な個体が生まれることがあるそうだ。どんな子ができたのかは4-5年経たないとわからない。7月はブルーベリーの季節なんだが、オニールは今年不発で1個もとれなかった。品種不詳の300円で購入した株に少し結果している。接木してあるので、よい品種を継いであるはずだが実の大きさは中程度で、味はやや酸味が強いような印象を受けた。何という品種なのかはラベルに記されていないのでわからない。




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