2017年10月16日月曜日

ETX70移植手術その2

第2段階としてETX70の中心部分となるモーターユニットと制御回路を取り出した。このプラ製のウォームギヤで架台側にあるプラのヘリカルギヤを回転させている。このため追尾の挙動がカクンカクンと20秒ごとに小刻みに動くと思われる。このウオームギヤを黄銅製の平歯車に交換して微動軸につけた平歯車を回すようにする。モジュール0.75の20枚のギヤで丁度いい組み合わせがあった。動くかどうか仮組して動作試験をしてみると、動きはするがやや過負荷な状態と思われた。赤道儀のグリスが古いのでネバネバしていて動きが硬いのが原因と考え、分解してグリスを新しいのに塗り替えた。赤道儀のウォームホイル歯数100枚に対してETX70の経度方向のギヤは94枚で緯度方向は58枚なのでオートスターのパラメータを修正して合わせる事にする。一度アライメントのシミュレーションをしてみたが、どうも方角が変だ。向いた方向から推察すると、ギヤが1個余分なので回転方向が逆になっているようだ。これは取り付け位置を逆にすれば解決した。モーターユニットは外付けできるように考慮されていないので、固定の方法が最も難しいと考えられる。





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