2023年9月13日水曜日

原点回帰

 天文趣味に復帰したのは2016年ごろからで、手始めに入手して使ったシステムがmeadeのETXー70だった。かなりヘビーに使い倒して壊れてしまい、今この機械は原型をとどめていない。今回オークションでこの弟分のETX-60を入手できた。出品者の説明によると、どうも壊れているようで修理して使ってみようと考えたのだ。手元に着いて確認してみると水平方向と垂直方向ともモーターは動作しオートスターでアライメントもできていそうな印象だ。モーター校正のメッセージはよく出るので無視してよい。オートスターは494でバージョンが1.0Jとかなり古い製造年と思われる。かつての70のは1.2Jだったのでそれより2世代も古いようだ。この個体の問題はそれよりも望遠鏡の光軸がひどくずれている事だ。どう修理するか検討した結果フリップミラーの軸にある切り込みを埋めて無くした。これにより正しい光軸付近でミラーが固定できた。これはETX全般に言える事だが、筐体がプラ製で強度不足な事と、駆動ギヤの歯数も60枚と少ないため導入精度が良くない欠点はあるが、今度は壊さないように使おうと思う。

 

ETX-70付属の494オートスター
今回の機械の494オートスター
レンズのみ60mmで鏡筒は同じ物を使っている
外観は70と全く同じ
これで光軸を確認した
 
 

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