2017年8月27日日曜日

Rayo家ベランダから

周囲の街明かりからRayo家での天体撮影は難しい。だが天頂付近はフードをつければ影響は小さいと考えた。新規に購入したレンズのテストも兼ねて撮影してみた。今回は調整中の赤道儀を使用してどの程度追尾が可能かもテストした。旧式の赤道儀だが、現在は昔と違っていい道具もある。昔はコンパスと極軸望遠鏡で合わせていたが、今は方位はGPSユニットで合わせ、傾斜はスマートホンの傾斜角度測定ツールで合わせられる。スマホのコンパスはどうもあまり正確でないようだ。最近よく撮影しているアンドロメダを撮影してみたら、そこそこいい画像が撮れた。やはり空が明るいためかコントラストはよくないようだ。そうこうしていたら東の空に見覚えのある星団が出てきた。プレアデス星団(すばる)である。赤道儀は赤経方向の追尾はモータードライブの調整でほぼ合わせられるが、赤緯方向へのズレが発生するので、露出時間やレンズにもよるが手動での修正が必要になる。経度方向のズレも多少でてくるので180秒が限界であろう。80mmのRFTは色収差よりも周辺部のコマ収差が目立つ。




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