2016年4月23日土曜日

訪花昆虫もいろいろ

プルーンの花の落ち方に釈然としないものを感じ、樹をよく観察してみた。すると樹皮の裂け目に何かいるのを見つけた。どうも毛虫のようだ、それも1匹ではない何匹もいる。もしかしてこいつらがと思い調べてみた。どうも形態的特徴からマイマイガの幼虫のようだ。この蛾は毒蛾の仲間らしく刺されることもあるようだ。何でも食べてしまうという悪い特徴もある。今週は毎朝毛虫をさがして退治する事を繰り返している。スミチオンをまいても効果はあるが、もっぱら見つけては剪定はさみで切断している。観察した結果、どうもこいつは花が好物らしくて開花している樹にたくさん寄ってきている。訪花昆虫というとミツバチやアブやハエ、蝶、ハナムグリなどを思い浮かべる。こうした昆虫は受粉の手助けになりありがたい昆虫なのだが、こいつはむしゃむしゃ食べてしまうので全く迷惑な虫である。コガネムシは樹を枯らしてしまうので最悪の虫だが、これはそれに次ぐ害虫であろう。クロユリの株をみると蕾が黒変している。もうすぐ開花すると思われる。




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