注視していたレンズ(NIKKOR300mmF4ED)が格安だったので購入したのだが、安いのには理由があった。売主によれば絞り不良との記載があった。分解して確認してみると絞り不良というよりも絞り機構そのものが撤去されているようだ。ただ、懸念していたカビはないし、AFも音はするが動くのでまあよしとした。テスト撮影してみると古い時代のEDレンズなので絞り開放では色収差の補正がかなり不十分な結果だった。こんな時は絞りを自作すればいいのだ。段ボールを円形カッターでくりぬき、おおよそF5,F6,F7の絞りリングを自作した。このF7のリングを装着して再度テストしてみるとある程度は改善されている事が確認できた。それと円形絞りなので羽根枚数による光条も出ないというおまけもついた。結果レンズ自体は高性能でよく解像できているという印象を受けた。
絞りなしでは紫のフリンジが目立つ結果
段ボール製の円形絞り
F7の絞りを装着した状態
F7相当では紫のフリンジは改善されている
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