2021年11月27日土曜日

APOもいろいろ

 APOとはアポクロマートの事で色収差をより補正したレンズの事なのだが、昔のやつは補正の程度が良好でない場合がある。フィルム世代のAPOとデジタル世代のAPOとはかなり異なるようだ。今回リケノンの300mmf4.5APOというレアなレンズを入手したので試写してみた。青色のにじみ(これが色収差)が結構出ている。APOでないレンズも試したが、何とこれの方が良かった場合がある。昔のAPOでも良く補正されているレンズもあるので、技術の差かガラス材の差なのだろう。実際入手して試してみないとわからないのが残念だ。なおPENTAXから下は非APOレンズである 。すべて2重星団で300mmは共通事項だ。

テストした3種類のAPOレンズ 真ん中がRIKENON

RIKENON300mmf4.5 青にじみが結構出ている

SIGMA300mmf4APO 補正は良好だ

TOKINA-SD100-300f4 これも良く補正されている

PENTAX-SMC300mmf4 赤系の色収差が出ている

ZUIKO300mmf4.5 青にじみがかなりひどい

ROKKOR-300mmf4.5 赤系だがあまり目立たない


 




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