2020年2月2日日曜日

ETX赤道儀の高緯度対応化

昨年高緯度の天体をGPS撮影で対応させたのだが、他のカメラでは当然対応できないのが短所だった。そこでETX赤道儀の三脚を高くして高緯度天体の対応能力を調べてみた。三脚を最大まで伸ばすと赤経軸までの高さを1350mmまでに出来た。安定性は損なわれるが、このシステムでは重い鏡筒は使わないので問題はない。テストは200mmのミルトルを使用した。EDではないがよくできた鏡筒で何よりも安価なのがいい。このシステムで赤緯で51度にあるM97を撮影してみたが、問題なく撮影が出来た。47度にあるM51も当然撮影は可能だ。ただ、GPSでの最高記録であるM81の69度は難しいかもしれない。

 高緯度対応したETX赤道儀
 ミルトルの200mmF4
M97付近
M51付近

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