2025年3月26日水曜日

奇跡の110ショット

 オークションサイトでジャンク品カメラを落札した。電源がないので動作が確認できていないという趣旨の説明だった。商品が到着して確認してみるとバッテリーは入っているが劣化して充電できない物だった。保有している別のバッテリーを入れると問題なく起動し確認した範囲では正常に動作している。外観をチェックしたが傷やスレなどほとんどない個体だ。テストショットした画像でショット数を確認すると何と110ショットと出た。実はメモリカードも入っていて前のオーナーが撮影した画像も何枚か入っていた。前オーナーは2009年にこのカメラを購入し身の回りの家のカレンダーや庭の花、雪が積もった近景などをテスト撮影していた。ところが原因は不明だが本格的に使う前にお蔵入りしたらしい。したがってほとんど新品同様だ。機械としては不遇な年月を過ごしてきたが、下手な写真でも私が使用することで少しでも役に立てばよいのではないか。ジャンクカメラは外れをひくとがっかりだが、こういうあたりがあるととてもうれしい。

今回入手したのは本体のみでレンズはすでに保有していた物
底面にスレなど全くない
液晶の傷もほとんどなし

奇跡の110ショット

celestron nexstar ファームウェア アップデートではまった

 celestron nexstar4seの架台を気に入って使っているのだが、架台のサイズがコンパクトすぎて載せられる物が限定されてしまう。そこで一回り大きい6se8se用の架台を入手した。これが初期型のようでファームウェアのバージョンが5.22.3280とかなり古いタイプだった。そこでファームウェアのアップデートを行うのだが、4seの時とハンドコントローラの型式が違う。4seのはNXS-Aと記されているが8seの方はNXSでコネクタがUSBではなく電話線のコネクタのような感じだ。ネットで調べてみるとUSBシリアル変換アダプタを通せばよいとわかった。この変換アダプタはmeadeのETXの時に使った物があったのでこれを使ったのだが、これがPL2303TAという古いハードウェアのためドライバが適合しなくなっている。そこで古いドライバで接続したら何と突然シャットダウンされてしまいアップデートが途中で停止してしまう最悪の事態になった。そこでPCのOSをWindows7にしてドライバもレノボ提供の物に代えたら無事アップデートが完了した。これでファームウェアのバージョンが5.35.3177の最新版にできた。一時ハンドコントローラの表示が文字化けして壊れたかと思ったが何とか回復できた。


左が旧タイプのハンドコントローラ NXS
アップデートしていたら突然
無慈悲のブルースクリーン
OSをWindows7にしてドライバを交換して何とか最後までのりきった。
これが現行のWindows10や11だと上手くできるかわからない。現行OSで正しく動作するUSBシリアル変換アダプタを使うのが一番よい方策だと思う。