2020年5月31日日曜日

電子観望の意外な成果

電子観望のテストを続けているが、意外な成果も見えてきている。撮影の生産性がいいので、これまでより多くのレンズシステムで撮影して評価ができる。またレンズの解像性能がダイレクトに反映されるので、レンズの良し悪しがはっきりと判る方法といえる。これまでの蓄積でいい印象のレンズはやはり好成績だが、イマイチかなと思っていたものでいい結果を示したレンズもあった。コムラーの200mmf3.5やSMC300mmf4がそれだ。タムロンの31aも素晴らしい解像力を示している。これまでいい結果が出なかったレンズに挽回のチャンスが出来たのは良いことだ。

 SMC300mmf4.0
 コムラー200mmf3.5
タムロン31aの500mm

2020年4月15日水曜日

電視観望の条件改善

あれから何度か試しているが、どうも結果が思わしくない。レンズが良くないのか撮影条件の問題なのか試行錯誤を繰り返した。その結果撮影の条件が大きく影響していることがわかってきた。ゲインを大きく上げすぎてしまうとセンサが飽和してしまうのか、天体の微細な構造がつぶれてしまう。まだ最適な条件かわからないが、とりあえず見るに耐える画像が得られた。デジタル一眼の大きなセンサの方が画質はいいのだが、撮影は難しいという印象だ。電視観望は小さなセンサで強拡大しての撮影をコンピュータで合成するので、画質は劣るが簡単にそこそこの結果が得られる。私向きの安直な手法だ。今回球状星団や系外星雲をいくつか撮影してみた。これらの天体の特徴はよくとらえていると思う。







2020年3月1日日曜日

春到来

庭の植物や室内の植物にも春の変化が訪れている。室内組のマンゴーは開花が更に進んで、先に咲いた花は幼果実が付いている。ライチは新芽が吹き出してきた。庭の植物を見るとプラムと杏子、桃は開花に向けてスタートしている。来週の末には開花しているのではないかと思う。いよいよ2020年の春到来である。





2020年2月21日金曜日

電視観望トライアル

以前から気になって何度か試行錯誤するが、上手く出来なかった事がある。それはウェブカメラで星雲星団を撮影する事である。難しいが原理的には可能だと考えてトライするのだが上手くいかない。世の中同じことを考える人はいるもので、既に実行してそれなりの成果を上げておられた。参考にさせていただき、私もやってみたが撮影条件の設定がなかなか難しい。それと普通の惑星カメラなどではダメで、それ用に作られた物か、改造しないと出来ない事がわかった。参考にした方はZ社のカメラを使用されていたが、私は安価なS社のを使用してやってみた。明るいオリオン星雲は撮影できたが、撮影対象により条件は大分変るようだ。以前に惑星を動画撮影したAR130のカメラでも挑戦してみたがその差は歴然としている。センサーの差もあるがカメラシステムの作り込みの差の方が大きい印象を受ける。

 S社のカメラ(センサーはIMX290)
 これで撮影したM42
AR130カメラで撮影したM42

2020年2月2日日曜日

ETX赤道儀の高緯度対応化

昨年高緯度の天体をGPS撮影で対応させたのだが、他のカメラでは当然対応できないのが短所だった。そこでETX赤道儀の三脚を高くして高緯度天体の対応能力を調べてみた。三脚を最大まで伸ばすと赤経軸までの高さを1350mmまでに出来た。安定性は損なわれるが、このシステムでは重い鏡筒は使わないので問題はない。テストは200mmのミルトルを使用した。EDではないがよくできた鏡筒で何よりも安価なのがいい。このシステムで赤緯で51度にあるM97を撮影してみたが、問題なく撮影が出来た。47度にあるM51も当然撮影は可能だ。ただ、GPSでの最高記録であるM81の69度は難しいかもしれない。

 高緯度対応したETX赤道儀
 ミルトルの200mmF4
M97付近
M51付近

2020年1月31日金曜日

今年の冬はあるのか?

今年の冬は私の経験上今までで最も暖かいのではと思っている。室内とは言えマンゴーの花が1月に開花している。これはマハチャノクという品種で、もう一つの種類は花芽も出ていない。外のホワイトサポテも1月から花が咲いているし、蕾がたくさん出てきている。他にもリンゴの花が咲いているし、葉も落葉しないで残っている。もう2月になるが、今年は冬が省略された感じだ。熱帯植物には丁度いい環境だけどね。



2019年12月21日土曜日

ETX-90の光軸合わせ

同じマクストーフカセグレンでもETX-90を分解してみると、こちらは光軸が調整できる機構になっている。フリップミラーを外すと押しネジ、引きネジの6本が出てくる。引きネジが完全に引いた状態で固定されていて、出荷時にキチンと合わせてあるかはわからない状態だ。このネジは外部からアクセスができないので光軸の状態を見ながらの調整はできない。また調整範囲も数ミリくらいで調整可能な範囲が狭い。レーザーで概ね合わせてテスト撮影してみた。ETX-90は焦点距離が1250mmもあるので、補正レンズで900mm位に落とした。星像の形を見ると初期状態から改善はされているが、特有の丸い光条が認められる。正確に軸を合わせればこの光条は目立たなくなるかもしれないが、このメカニズムでは微妙な調整が難しい。

 フリップミラーを外した状態
 調整後のETX-90
 最初の状態での画像
調整後の画像