長らく休止状態にあったGPS撮影機を工作してみた。問題はGPS撮影時追尾がかかるとGPS装置と架台の両方で追尾するので結果が思わしくない。GPS撮影中は追尾を止めないといけないのだ。このため架台は赤道儀である必要はなく経緯台で十分である。試行錯誤の結果100円で入手したコスモウィングの架台を経緯台にしてDS115のモーターユニットを取り付けた。このシステムに494オートスターをつないで自動導入から撮影までスムーズにできる。可動域での干渉が上手く避けられないのでこの形におちついたのである。この赤道儀はなんと赤経・赤緯ともウォームギヤ全周駆動で歯数が144枚もある。強度的には小型で華奢だが、用途的には十分である。GPS撮影は300mmくらいが限界かなという印象を受けているので、さほど重いレンズを搭載する事はないからである。
2018年9月11日火曜日
ベランダ撮影の要件
これまでのテスト結果を総括してみると、やはり高ISOで短時間露出も限界が見えてきた。ベランダからは北極星は見えないので、正確な極軸合わせが難しい。だが、この設定はとても重要なので、なんとか近似的に最適な方向を再現性あるやり方で決める工夫が必要である。何度かの試行錯誤を経て、概ねこの方向でセットすればよい場所を特定できた。その効果は絶大で、分単位の露出が簡単に安定してできるようになった。ベランダなので毎回同じ位置へセットできるが、野外だとこうはいかないであろう。現在どこまで露出が可能かテストしている段階である。目安として200mm以下なら5分までいけそうだが、実用的には3分くらいか。400mmだと90秒から120秒くらい。720mmでもテストしてみたが、60秒でも流れは目立たない。この設定で撮影すると下の画像のようなのが得られる。当然今までで最もよい結果である。これでいろいろなレンズや鏡で、様々な天体を撮影していける。
720mmでのM33(回転花火銀河)
400mmでのアンドロメダ
720mmでのアンドロメダ720mmでのM33(回転花火銀河)
2018年8月19日日曜日
アンドロメダがやって来た
超重ズームレンズのテストをしていたら、12時ごろ東方の空にペガサスの四角が見えてくる。ペガサスのすぐ隣にはあのアンドロメダ星雲がある。昨年の秋、アンドロメダを撮影テストの対象にして何度もレンズや望遠鏡を向けていたね。今とは使用する機材やテストのねらいは違うけど、今年はズームレンズのテストで撮影してみた。このレンズはでかくて重たいという短所はあるが、ズームなので広角側の200mmで大体の位置を求めて、500mmで正確にアライメントして撮影する事が、レンズ交換なしでできてしまうのはいいね。そうこうしていると、更に東の空に昴が見えてくるのだ。あれから1年経とうとしていると思うと感慨深いものがある。
ズーム200mmでのアンドロメダ星雲
昴(M45 プレアデス星団)
ズーム200mmでのアンドロメダ星雲
ズーム500mmでのアンドロメダ星雲
ズーム500mmでのM33昴(M45 プレアデス星団)
2018年8月17日金曜日
ズームレンズの分解整備
今の時代、ズームレンズが主流である。昔はズームレンズは画質が劣り、単焦点レンズの方がよかったと記憶している。単純な好奇心で200mm-500mmの超重たいカビだらけのズームレンズを1200円で入手してしまう。ズームレンズは構造が複雑でレンズの枚数や群数も多い傾向があるので、今まで敬遠していた。その観察は正解であった。
このレンズはホーローねじ(イモネジ)を多用しており、しかも古いのでほとんど錆が出ており、おまけに接着剤をつけてある最悪のレンズである。このため完全に分解はできなかった。およそ9割がたばらせて清掃はできたが、絞りは上手く動かなくなった。絞り開放でも、対象は天体なので大きな問題はない。今まで単焦点レンズは何度も分解清掃したが、今回は非常に苦労してやっと組みあがった。そして今回のテスト撮影に至ったのである。正直、古い時代のズームレンズなので結果は全く期待していなかった。しかし、この予想は裏切られた。得られた星像は単焦点レンズに負けていないのである。苦労が報われたのはよかったが、教訓はズームレンズには手は出さないという事である。
このレンズはホーローねじ(イモネジ)を多用しており、しかも古いのでほとんど錆が出ており、おまけに接着剤をつけてある最悪のレンズである。このため完全に分解はできなかった。およそ9割がたばらせて清掃はできたが、絞りは上手く動かなくなった。絞り開放でも、対象は天体なので大きな問題はない。今まで単焦点レンズは何度も分解清掃したが、今回は非常に苦労してやっと組みあがった。そして今回のテスト撮影に至ったのである。正直、古い時代のズームレンズなので結果は全く期待していなかった。しかし、この予想は裏切られた。得られた星像は単焦点レンズに負けていないのである。苦労が報われたのはよかったが、教訓はズームレンズには手は出さないという事である。
2018年8月15日水曜日
火星を撮影してみた
今年の最も大きな天体イベントは火星の接近であろう。なかなかいい天気に恵まれなくて撮影する機会がなかった。奇しくも7月31日のRayo命日と8月14日に一時的な晴天に恵まれたので撮影してみた。丁度TANZUTSU(単筒)のテストも兼ねて撮影してみる。TANZUTSUは76mmでFL600mmの反射望遠鏡で、特殊な構造のニュートン反射である。以前に惑星を眼視で見た印象では意外によく見えると思った。ただ、直焦点での星の撮影は収差で星が流れるので不向きである。
今年の火星は残念ながら、大規模な砂嵐で表面の模様が不鮮明である。7月よりは少し落ち着いてきたのか、何やら模様のようなものが確認できる。
TANZUTSU望遠鏡
TANZUTSUでの土星
TANZUTSUでの火星
Rayoが見せてくれた 7月31日の火星(200mm反射)
8月14日の火星(200mm反射)
今年の火星は残念ながら、大規模な砂嵐で表面の模様が不鮮明である。7月よりは少し落ち着いてきたのか、何やら模様のようなものが確認できる。
TANZUTSU望遠鏡
TANZUTSUでの土星
TANZUTSUでの火星
8月14日の火星(200mm反射)
2018年8月7日火曜日
また個性の強いレンズを入手
高価なので入手を控えていたが、B級品をついつい入手してしまった。400mmのF4というレンズで大判カメラ用のレンズだ。しかし、なんとかなるだろうという安易な見込みは不足していた。このままでは肝心のマウント部品が不足していて、カメラと接続する事ができない。やむを得ず鉄板の切れ端で手製クリップを作成してマウントアダプタの爪を挟んで固定した。不格好ではあるが、これで撮影できて無限遠も合った。このレンズの魅力は何といってもその明るさだ。EDとかではないので色収差は出るが、周辺部までよい星像が得られるし、何より明るくて露出時間を短くできるので、私の安直撮影方法には最適といえる。格好悪いし、苦労はしたがまた個性が強いレンズが仲間入りした。
2018年7月31日火曜日
Rayoは風になった
このブログの主人公であり、マスコットキャラクターのRayoが本日AM11時ごろ永眠する。今年の3月頃に病気が発覚しました。10時頃に水をやった時はまだ、私を見ていたのでその後の事だと思う。思えば遠く山梨の地から移住して12年の長くても、あっという間とも言える時間でした。今はただ長い間、家族のために尽くしてくれてありがとうと言いたい。ご苦労さまでした。
Rayoは今日の夕方実家のお墓を守る位置で、次のお勤めをしてもらう事にしました。亡くなったとは言え、その存在は私たちの心の中では不滅です。このブログも供養のため私の力の限り続けていきたいと思っています。
最後にもう一度、ありがとうRayo。
Rayoは風になった。
私たち家族を癒す、やさしいそよ風に。
Rayoは今日の夕方実家のお墓を守る位置で、次のお勤めをしてもらう事にしました。亡くなったとは言え、その存在は私たちの心の中では不滅です。このブログも供養のため私の力の限り続けていきたいと思っています。
最後にもう一度、ありがとうRayo。
Rayoは風になった。
私たち家族を癒す、やさしいそよ風に。
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